
完全に業種が違うところからWEB系のキャリアパスを築く方法
皆さんこんにちは!LuxyのCMOはかたんです。
今回は、
・今は営業だけど近いうちにWEBの仕事をしたいな~
・WEBデザイナーやってるけどその先ってどうすればいいの?
という方に向けて、完全畑違いの業種からどうやってWEBの勉強をして、WEBの仕事に就いて、WEBのキャリアパスを築くのか、自身の体験を元にお話しようと思います!
もともと家賃の取り立てをやっていた博多屋
なぜか初対面の女性によく「もしかして刺青入ってますか?」と聞かれますが断じてそっち系のお兄さんではなかったですからね。
ぼくは出身の福岡のほうで新卒で家賃の債権回収の仕事をしていました。俗にいう家賃の保証会社というやつですね。
保証人の代わりとして家賃が遅れた場合、その保証会社が家賃を立て替えて不動産会社に支払ってあげることです。
遅れた分は支払手数料を上乗せして、延滞している人がうちの会社に支払ってもらう。そこで連絡のつかないお客さんおうちへ直接督促に伺って、遅れた家賃を回収する作業です。
なぜこの会社に入ったかのかは置いといて・・・。
3年間勤めてポジションも得たときに振り返ると、昇給しても数千円単位・手取りは14万円・ボーナスなし(薄利なため)・1日15時間勤務・土日出勤で手当てどころかサービス出勤・仕事中に3回死にかける…
などの理由でこの職種に未来を感じられず、思い切ってもともと好きだったWEB系とデザイン系の仕事に転職しよう!と思って退職しました。
まずWEBデザインの勉強
色々と調べるうちに、今後業界が絶対に発展するであろうWEBデザインを勉強することにしました。
そこでぼくは退職後アルバイトをしながら1年間WEBデザインの学校に通うことにしました。
ぼくが選んだのは「ヒューマンアカデミー」。皆さんも名前くらいは聞いたことがあるかもしれませんね。
ここを選んだ理由として以下の3つ。
「国家資格を取得することができる」
「1年でホームページを制作する基礎を全て学べる」
「教えている先生のレベルが半端ない」
行政がやっている学校などもあったのですが、縛りや教員の質を考えると間違いなく民間の教育センターが良いでしょう。
無料で質の低い行政の学校に行くよりも、自分への投資と思ってしっかりと費用を出して質の高い講義を受けたほうが間違いなく皆さんの将来につながります。
年間で数十万くらいなうえにローンも組めるはずなので、ハードルはそんなに高くないはずです。
WEBデザインの会社に転職
ここでぼくは転職先は福岡よりも圧倒的に企業数・賃金・伸びしろを感じる東京を選びました。
初めてのWEB系の仕事であれば会社の規模がある程度あってOJT(職業教育係)がいる環境であればどこでもいいと思います。
逆に会社の規模が小さくOJTがいない環境は「WEBデザイン以外の業務もやらなければならない」とか、「誰も教えてくれないから1人で調べながら仕事をしないといけない」ような事態となり、キャリアアップが一気に遅れます。
まず目指すのはWEBデザイナーとなってキャリアを積むこと。受注の流れを知って、HPの作り方を知って、クライアントとのやり取りを知って、WEB業界のことを知って。
ここで勤務時間や給料、待遇などに不満を言い出すと恐らく何度転職をしても給料もキャリアも上がらないでしょう。
とにかく1年~2年はキャリアを積むことに専念してください。業務外でも勉強やセミナーへの積極的な参加、勉強会を開くなどしてインプットとアウトプットを繰り返しましょう。
WEBデザインの仕事から1~2年後、キャリアアップを目指す時期
ここでWEBデザインからキャリアアップをする時期で、WEBディレクターやWEBマーケッターになるのがキャリアを築く上で最も近道ではないかと思います。
社内でその仕事があれば狙い、無ければ転職を考えると良いでしょう。
残念ながら会社員でWEBデザイナーの仕事一本だけだと本当に給料もポジションも上がりません。
そのため、WEBデザイナーの上級職になる必要があります。
まずWEBディレクターとはデザイナーやライター、コーダー、お客さんとのやり取りのディレクションを行い案件を管理・進行する仕事です。
エンジニアだとプロジェクトマネージャーとかに近い仕事になりますね。
当然お客さんとの折衝やHPを作るために必要なメンバーのアサイン・指示する立場のたWEBデザイナーよりも責任ある立場で、給料も役職も断然違ってきます。
都内でのWEBデザイナーの給料の平均が25万円くらいだとすると、WEBディレクターは35万円くらいですかね?あくまで感覚ですが・・・。
次に進めるWEBマーケッターとは、WEBを使ってお客さんの購買意欲を煽り商品やサービスの購入に直結させる仕事です。
この仕事は会社の売上に直結する仕事のため、給料や役職がかなり上がりやすいのではないかと思います。
営業でもマーケッターでも、やはり会社の利益に直結する仕事は評価が得られやすいですね。
ただし、購買意欲を出すために何を使えばいいのか?広告?LP?SNS?SEO?セールスライティング?そもそも何にニーズがあるのか?
など様々な手段や方法をゼロイチで考え、導線を作っていく必要があるため非常に難易度が高いです。
その分得られるものは非常に大きいのではないかと思います。
WEBディレクター・WEBマーケッターの先
最後にディレクター・マーケッターになった後どうするのかを考えてみましょう。
恐らく会社内で更なるキャリアアップを目指すのであれば、マネジメント・経営・マーケティングを学ぶ必要があります。
そして現場のプレイヤーからマネジメントする立場、つまりマネージャーへ。そして会社内に残るのであれば最終的にCMO(マーケティング最高指揮官)であったり、所属している会社のグループ会社の社長になるのが最終目標になるのではないかと思います。
もう1つの道は「会社を独立すること」。
恐らく会社の規模にもよりますが、マネージャーやグループ会社の社長となると人数が限られてくるため、どこかで頭打ちが来るかもしれません。
そうなったときに会社から独立してフリーランスとしてやっていくのか、または会社を自分で立ち上げて社長として経営者になるのではないかと思います。
このレベルまで来れば独立してもほぼ間違いなくうまくやっていけるはずです。
マーケティングも経営も学んでますからね。チームが揃っていなければ現場でやっていたデザインやディレクションのスキルを活かして自分で案件を回すことだって可能です。
最終的に会社に残ってキャリアを築くのか、独立するのか。その2択になるんじゃないかと思います。
どっちの道でも言えることなのですが、WEBデザインのキャリアパスは最初にぼくが勤めていた債権回収の仕事や、他の営業や肉体労働系に比べると圧倒的にキャリアパスが作りやすいです!
なので、もし皆さんが全く違う業種からWEBデザインを目指されているのであれば、ぜひWEBデザイナーの道を頑張ってほしいと思います。
それでは今回はここまで!次回もお楽しみに!