フリーランスと言っても、客先に常駐して仕事をしている割合が多数を占めます。
とくに、IT業界では個人情報保護や機密保持を重視するので、客先常駐案件はこれからも増えていく傾向にあります。
客先常駐案件をうまく利用して、フリーランスとして信頼を勝ち取ってエンジニアとしての価値を高めていくための条件をご紹介します。
勤怠連絡はしっかりする
勤怠連絡はフリーランスに関係なく社会人としての常識です。 休みを取るときや遅刻をする場合など、現場の方への連絡はしても、直接契約を交わしている会社の担当営業の方への連絡はしないことが多いです。 メールでも良いのでしっかり担当営業の方へも勤怠連絡は行いましょう。 特に事前に予定している休暇は連絡しても、急病などで突然休むときは現場への連絡だけで済ませがちです。 休みの連絡は、現場と営業の2箇所にすることを忘れないようにしましょう。 契約時に、営業担当への連絡は必要ないと言われている方もいるかもしれません。 しかしフリーランスであれば、最低限の連絡で済ませず必要以上にしっかりと連絡しておくことで、より信頼が得られ、次の仕事につながることがあります。報連相は忘れずに
現場の作業において何か状況が変わったり、作業が進んだり、わからないことがあったりすれば、報告・連絡・相談をしましょう。 状況が事前の予測や作業前の計画から変わった時には、自分の責任ではなくても報告します。 トラブルが発生するのを未然に防いだり、リカバリーのために必要なタスクを追加したりするのも、早いほどうまくいきます。必要な作業も少なくて済みます。 計画通り順調に作業が進んでいても、進捗状況はこまめに連絡しましょう。 周りの開発状況との兼ね合いで、途中で作業が止まるのもよくあることです。誰かがその仕事の終了を待っているかもしれません。難しい作業や複雑な作業を担当したときも、こまめに状況を報告しておきます。 作業が難しくて困ることがあったり、わからないことがあれば、きちんと質問しましょう。 もちろん何でも質問するのではなく、まずは仕様やドキュメントを熟読し、ネットで調べたりして、自分でできる範囲で手を尽くします。 それでも駄目なら、周りに質問しましょう。わからないまま作業を進めるのは禁物です。これから来る技術を学ぶ
フリーランスは、案件ごとの契約で仕事をします。案件進行中はその仕事に没頭しているかもしれませんが、案件が終了したらいきなり仕事がなくなるのでは困ります。 仕事をしていても、通勤時間や帰宅後などの空いた時間には、新しいスキルを身につける努力をしましょう。 たとえば、これからはますますIoT(Internet of Things)化が進みます。そこでIoT化でよく使われる言語を身につけておくという方法もあります。 IoT関連でよく使われる言語としては、次のようなものがあります。- Androidアプリ開発(JAVA)
- iOSアプリ開発(Swift)
- ロボット開発(C言語、Python)
- VR開発(Unity)
- ビッグデータ解析(Python)