RailsのプロジェクトをHerokuへデプロイする手順

2017年7月26日

2017年7月26日

Railsで作成したプロジェクトをHerokuにデプロイしてアプリケーションを実行できるようにする方法についてまとめました。Herokuのアカウントを作るところから、順に解説していきますね。

Herokuとは?

Heroku Cloud Application Platform | Heroku Herokuとは、Railsなどのアプリケーションを動かすためのPaaSのこと。Rails以外にも、JavaやPHP、Pythonなどさまざまな言語に対応しています。もともとはRailsを対象にして作られているサービスなので、Railsとの親和性はバツグン。Railsを使っているのなら、ぜひ活用していきたいサービスの一つです。

RailsプロジェクトをHerokuにデプロイする手順

さて、早速ですがRailsプロジェクトをHerokuにデプロイする手順を見ていきましょう。いくつかのポイントはあるのですが、デプロイするだけであれば特に難しいところはないかと思います。

Herokuアカウントを作成する

下記のリンクから、Herokuのアカウントを作成しておきます。 Heroku | Sign up Heroku | Sign up 「Pick your primary development language」のところは、「Ruby」を選択します。必要事項を入力して、画面下の「Create Free Account」をクリック。 入力したアドレスに、確認メールが届くかと思います。本文のリンクをクリックして、パスワード設定画面に移動します。 Heroku | Welcome 任意のパスワードを入力して、「Set password and log in」ボタンを選択。下記の画面が表示されたら、Herokuアカウントの作成が完了です。 Herokuのアカウント作成が完了 「Click here to proceed as」の部分をクリックすると、Herokuのダッシュボードに移動します。 Herokuのダッシュボード

Railsプロジェクトを作成する

Herokuにデプロイするプロジェクトを作成します。ここでは試しに、heroku_testというアプリケーションを作成して進めていきましょう。任意のディレクトリに移動して、下記のコードを実行します。 $ rails new heroku_test 設定などgemの変更をした場合は、bundleを走らせておきましょう。 $ bundle update $ bundle install Gitでコミットします。 $ git init $ git add . $ git commit -a -m "Initial commit"

Herokuにログインする

下記のコマンドを打って、Herokuにログインします。 $ heroku login Enter your Heroku credentials. Email: メールアドレスを入力して、Enter。 Password (typing will be hidden): 上で設定したパスワードを入力して、Enter。これでHerokuへのログインが完了です。

Herokuへデプロイする

それではHerokuへRailsプロジェクトをデプロイします!上で作成したプロジェクトのフォルダに移動して、下記のコマンドを実行。Herokuにデプロイ用のプロジェクトを作成します。 $ heroku create Herokuへプロジェクトをプッシュして、完了です。 git push heroku master 下記のコマンドを実行すると、デプロイしたアプリケーションがひらくかと思います。お疲れさまでした。 $ heroku open

あとがき

Herokuへのデプロイ方法をご紹介しました。実際にHerokuを使っていく場合は、データベースの変更やルーティングなどいくつかやるべきことがありますが、今回はココまで。