太郎「やあ、キャサリン!そういや、このバッグ高そうだけれども、どうしたの?もしかしてキャバ嬢でもやってるのかい?」
キャサリン「何を失礼なことを!それに職業に上下はありません!キャバ嬢はやっていないけれども、このバッグ、実は、高級バッグを借りれるサービスで借りちゃったの!」
太郎「いまどきシャネルのバッグ借りれちゃうのかよ!最先端も行き過ぎてんな」
元々はBtoBでスタートしたクラウドサービスも、現在では様々なクラウド化できるサービスが一般向けに公開されています。さて、今回はそんな「こんなものまで!?」なサービスを紹介していきます。
高級バッグレンタルサービス「Laxus」
公式HP:http://laxus.co/
実は、さきほどキャサリンが使っていたのはこちらのサービス(という設定)になります。近年、女性の間では普段着のレンタルサービスが流行しており、クローゼットもクラウド化できるようになりました。
こちらの「Luxus」(ラクサス)はなんと「月額6800円」で平均30万円(ラクサス調べ)もするバッグがキャサリンが男を取っ替え引っ替えするように変えながらレンタルできてしまうのです。
アプリの手がけ主児玉昇司氏は、インタビューにて「バッグは買おうとしても、無難な選択ばかりする。選択肢を増やそうと思ってアプリを作った」と話しており、筆者も実際に登録していますが、毎日のようにバッグが追加されるため、ラクサス側の気概を感じます。
現在はクレジットカード支払いにしか対応していませんが「バッグを気分で変えたい。けれども安く見えてしまうバッグは勘弁」といった人には大変おすすめです。
家事代行サービス「Casy」
公式HP:https://casy.co.jp/
セレブが使うイメージの家事代行サービスも、現代ではクラウド化できてしまうのです。家事代行サービスの「Casy」(カジー)は、関東圏と関西圏の一部のみでのサービス展開ですが、一般の家政婦さんより安く雇える(通常時給4,0000円から5000円のところが、2,190円)と評判になっています。
Casyでは、家事代行の手間暇をすべてクラウド化することによって高い効率化に成功し、破格のお値段で家政婦にブラック労働をさせることもなく、質の高いサービスを提供しているのです。
「今日はママの日」とたまにはままに贅沢をさせてあげたいパパやが使うのもいいですし、ママ自身が「今日は私の日」と代行してもらうのも良さそうですね。
それにしても、キャサリンはもう130日も家事を代行サービスに任せているなあ…もう俺に対する愛情は0なんだろうな~ by太郎
面倒な履歴書を作ってくれる!「履歴書メーカー」
公式HP:http://resume.meieki.com/
太郎は、悩んでいました。
「あ~、どうしようどうしよう。明日急に面接って…ええ…またキャサリンに怒られちゃうよ…新しいバッグ買ってくれないの!と。」
そんな時、太郎の前にヒーローが現れます。その名も「履歴書メーカー」。履歴書メーカーでは、(一般的な場合のみですが)自分の各学校の卒業年を割り出してくれ、学歴だけではなく職歴や志望理由などといった、ほとんどの会社に提出する履歴書に必要なデータを、あなたが入力したら勝手に履歴書に変換してくれます。
さらにすごいのが、サイトにアクセスすればそのデータは何回でも使えるという点。アルバイトであればいちいち学歴や職歴を書きなおす必要がありませんので、大変便利です。
太郎くんは運良くこのサービスにありつくことができました。そして、履歴書メーカーで作った履歴書を面接先に提出…も、うっかり「キャサリン早くしねばいいのに」と入力してしまい、不合格に。ちーん。
デザイン発注が5,199円からできる「99designs」
公式HP:http://resume.meieki.com/
デザイナー自身が何か事業を始めるわけでもない場合、どうしても事業を展開する人を悩ませるのが「デザインについて」のことです。これまでにも、クラウドソーシングサービスなど色々なサービスを用いたデザイナーへの発注は行われていましたが、デザイナー「だけ」に発注できるサービスはありませんでした。
このサービスでは、最安値5,199円からフリーランスデザイナーにデザインを発注することができます。しかも、ロゴとSNSチャンネルのデザインがセットになったパッケージやロゴと名刺のデザインがセットになったパッケージまで、今風のデザイン発注をセットですることもできます。
現在は日本語対応していますが、元々は海外のサービスですので、外国人向けにデザインしたり、外国のティストをデザインに入れたい場合はいいかもしれません。
母子手帳までクラウドに「kazoc」(カゾック)
公式HP:http://kazoc.yahoo.co.jp/
あまり男性の方には関係ない分野ですが、女性の場合は「母子手帳ケースを買った」といった例もありますので決して小さい問題とはいえなさそうです。このYahoo!が提供しているアプリでは、子どもの成長記録を気軽にパパとママ以外にシェアできます。
シェア…といっても、成長記録が見られるのは招待された人だけ。ですから、太郎とキャサリンが結婚して、子供を産んで、離婚して、太郎がパパになったとしてもお金を渡さないキャサリンには見せない…ということができます。
また、集めた子供の写真で実際のフォトブックを作ることもできますので、ゆくゆくはフォトブックを作りたい…と思っている家族にもおすすめです。
まとめ
ここまで面白いクラウドサービスを5つ紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。何度か出てきたキャサリンと太郎のよくわからない関係(筆者もよくわからない)も、解消してくれるクラウドサービスが出ればより良い社会になると思います。
筆者個人としては、靴のクラウドサービスがあれば助かる限りです。バッグや洋服のレンタルサービスは多数存在していますが、靴のクラウドサービスの数は意外にもなく、こちらも選択肢が少ない状況です。