「Gulp」をご存じでしょうか?システム開発が便利になるので、まだ使っていない方は利用してみるのがオススメ。Gulpの特徴やインストール方法をまとめました。
Gulpとは?
Gulpは、タスクを自動化してくれるツールです。 http://gulpjs.com/ CSSやJavaScriptを圧縮したり、SASSやLESSをコンパイルしたり、ブラウザの再読込を自動で行ったり。Web系を中心に便利に開発を進められることができますね。タスクランナーとしてはGruntなんかも有名なんですが、いまではGulpが主流です。Gulpをインストールする
それではGulpをインストールしていきましょう。Macでのインストールを前提に進めていきますね。Node.jsをインストールする
Gulpを動かすには、Node.jsが必要です。まずはNode.jsをインストールしましょう。MacでHomebrewを使っている場合は、下記のコマンドでNode.jsがインストールできます。
$ brew install node
下記のコマンドで、Node.jsのバージョンが確認できます。インストールが正常に完了しているか、チェックしておきましょう。
$ node -v
gulp.jsをインストールする
それではGulpのインストールに入ります。下記のコマンドで、gulp.jsのインストールを行ってください。
$ npm install -g gulp
package.jsonを作成する
次は、プロジェクトフォルダの準備です。ファイル一式が保存されているフォルダにcdコマンドで移動したのち、下記のコマンドを実行してください。
$ npm init
プロジェクトフォルダにpackage.jsonが作成されます。
gulpfile.jsを作成する
package.jsonと同じディレクトリに、gulpfile.jsを作成します。下記の1行をgulpfile.jsに記述してください。
var gulp = require("gulp");
これでGulpを使う準備が整いました。Gulpは個々の処理を実行するためのプラグインをインストールすることで、各機能が使えるようになります。