社会人なら誰しも一度は考える転職。 特に2月3月は最も転職を考え始める時期と言っても過言ではないでしょう。 4月は年度切り替えの時期ということもあり、 人の流動が激しく企業側も退職者の後任や 新規事業立ち上げに伴う増員が必要になることも多いので 2月3月は転職を考える人が多くなる傾向です。
・「残業多すぎで自由な時間がない・・・」 ・「上司の理不尽にはもうこりごりだ!」 ・「俺がやりたかったのはこんな仕事じゃない」
などなど、人によって理由は様々です。 今後の人生を大きく左右する転職は時には勢いも大切ですが、 しっかり考えを整理してから取り組んだほうが、 のちのち後悔することも少ないでしょう。では転職をする前に何を考えるべきか紹介していきます。
転職したい理由を明確にする
当然のことですが、ここがブレると結局グダグダになって転職に踏みきれません。 理想とされる円満退社では上司と話さなければいけないので ここの軸をしっかりもっておくことが大切です。 万が一、ブレブレの退職理由のまま上司に話しをもちかけると論破されるのが目に見えています。
なので、転職理由を箇条書きでいいので一通り書き出してみましょう。 1つが論破されても次の理由!のようなことを避けるためにも準備が必要なのです。
その理由が現職で解決できないか考える
転職したい理由が明確になったら、もしそれが解決できたとしたら?を、考えます。
残業が多くて辛いということであれば勇気を出して上司に相談してみるのもありでしょう。 もしかすると何か手を打ってくれて残業がでないような体制を作ってくれるかもしれません。
ただ、世の中自分の意見がすべて通るとは限らないので、 アクションを起こしてそれでもダメだった場合はより強固な転職理由の一つとなります。
ここで、アクションを起こすか起こさないかで自己成長の幅は大きく変わってきます。 このアクションは採用面接で自信を持って話せるエピソードの一つにもなります。
誰かに相談する
誰でもいいので転職したいことを相談しましょう。
あなたの背中を押してくれる人もいれば、反対する人もいるでしょう。 しかし、そこで新たに気づくことも多いと思います。
自分の考えを人にアウトプットすることにより、 もやもやしていた考えがブラッシュアップされて 今の自分に何が必要なのかが研ぎ澄まされていきます。
自分の市場価値を調べる
今のあなたの市場価値をご存知でしょうか?
おそらく大半の人が知らずに働いていることでしょう。 しかし、それでいいのです。市場は変化するので転職を考えたタイミングで遅くありません。
エンジニアの方であればネットで 『エンジニア 市場価値』『エンジニア 適正年収』と検索してみてください。 色んな会社から自分の市場価値を確かめるツールがでています。
転職市場を調べる
就職氷河期なんて時代もありました。 しかし、業種にもよりますが近年では売り手市場となっています。
特にIT業界は一時期より落ち着いたもののITバブルは続いています。 自分の市場価値と今の転職市場から転職の適切なタイミングを考えましょう。